シミが綺麗に消える?メンズ向け美容整形外科入門

いつの間にかできてしまったシミ。ネットには、シミに関する情報があふれていて、どれを信じたらいいかわからない。シミの治療にはお金がかかるので、失敗はしたくない。シミを治療する時間がなかなかとれない。など、なかなか一歩をふみだせない男性のあなたに、シミの治療についての情報をわかりやすくお伝えします。

治療後もシミが消えない。返金してもらえる?

シミのレーザー治療にはトラブルがつきもの?

 

シミは、レーザーの熱でお肌を部分的に傷つける治療法です。

 

 

お肌を傷つけるということは、水ぶくれができたり、

 

傷跡が残ったりするリスクがあるということですね。

 

 

そのリスクをとっても、

 

シミを消したいあなたのお気持ちはよ〜くわかります。

 

 

わたしも、そのリスクをとって

 

レーザー治療を受けたことがありますから。

 

 

でも、自分が初めてレーザー治療を受けた時、

 

 

美容皮膚科の医師の説明を素直に受け入れ

 

あまり質問をしなかった記憶があります。

 

 

早く治療を受けたかったからという理由もありましたが、

 

医師へ質問しづらいという遠慮もありました。

 

 

でも、これって、とっても危険なことなんですね。

 

 

いくら相手が信頼できる医師でも、遠慮はNGです。

 

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過去に、こんな判例があります

 

ほんの一例ですが、

 

シミ治療に関する過去の裁判の争点を調べてみると、

 

 

・患者のシミの種類

 

・診療契約が患者の錯誤により無効となるか

 

・医師に説明義務違反があるか

 

 

とありました。

 

 

医師には、患者への説明義務があります。

 

施術をする前に、レーザー治療のメリットとデメリットを

 

正確に伝えなければならないんですね。

 

 

もし、事前の説明があいまいで、契約内容について、

 

美容整形外科と患者との間で

 

明らかな認識の不一致があった場合は、

 

 

治療の後遺症に対する損害賠償を請求することができます。

 

 

ただし、そうした美容整形外科とのやりとりを、

 

患者側で証明しなければなりません。

 

 

そのためには、事前説明のメモをとったり、

 

治療の誓約書にすべて目をとおしたりして、

 

 

医師との合意を書面で残しておきましょう。

 

 

で、結局のところ返金してもらえるの?

 

単純に、美容整形外科に治療ミスを訴えたところで、

 

簡単に返金には応じてもらえません。

 

 

美容整形外科に説明責任を問えるだけの

 

十分な証拠があれば、

 

患者側の訴えによる返金は可能でしょう。

 

 

ただし、1回のレーザー治療が30,000円と考えると、

 

損害賠償請求が採択されたとしても、

 

 

裁判にかかる弁護士費用などで、

 

必ずしも患者側に有益とはいえません。

 

 

そのため、美容整形外科を選ぶときは、

 

くれぐれも慎重に選びましょう。

 

 

最初から、高額契約をすすめるところや、

 

事前の説明に納得がいかない場合は、

 

 

勇気を出して、いったん契約を保留にすることを考えましょう。